2011年 焼肉酒家えびすユッケ集団食中毒事件: 深刻な影響と教訓

レバーの生食(レバ刺し等)が飲食店での提供がされなくなる2012年の前の年にあった事件です。当時私は高校生で、社長が記者会見の時に逆ギレをしているようなこともあり、なんて酷い焼肉店なんだ、と思った記憶があります。土下座もありましたね・・・。

しかし大人になって改めて調べてみると、肉の卸業者の問題もあることがわかり、当時の報道って正直あまり良くないものだったんじゃないかなぁ・・・と考えさせられました。

目次

事件概要

2011年、焼肉酒家えびすの店舗でユッケを食べた181名が食中毒になり、そのうち32名が重症化し、5名が死亡しました。被害者の約半数から検出された腸管出血性大腸菌O-111が、同店舗に保管されていた未開封の肉からも検出され、遺伝子パターンが一致したことから、食中毒の原因は「焼肉屋えびす」と、同店舗に食肉を卸していた食肉卸売業者「大和屋商店」であると特定されました​​。

事件発生後、焼肉酒家えびすは全店舗の営業自粛を発表し、その後、営業再開を断念して全店舗が廃業しました。経営会社フーズ・フォーラス社は約13億2000万円の借金を抱え、2012年に自己破産を申し立てました​​。

藤巻

Foods For us で得るより与えよっていうのを重んじていたみたいですね。

元社長の勘坂康弘氏は、ユッケ集団食中毒事件発生後に妻と離婚し、被害者への対応は清算人に丸投げして生活していました。勘坂氏と大和屋商店の元役員2名は業務上過失致死傷容疑で書類送検されましたが、富山地検は嫌疑不充分を理由に不起訴処分としました。この決定に対して被害者遺族らは不服を申し立てましたが、富山地検は再び不起訴処分の決定を下しました​​。

NHKの報道では、事件発生の背景には生肉料理の人気増加と生食肉の衛生基準の形骸化があり、専門家からの注意喚起にもかかわらず事件を防ぐことができなかったとしています。この事件は、食品安全管理の重要性と食品衛生法の強化の必要性を示しています​​。

現在におけるユッケの衛星規定

現在、日本でユッケなどの生食用牛肉を提供するには、厚生労働省によって定められた厳格な基準を満たす必要があります。これらの基準には以下のような内容が含まれています:

  1. 成分規格: 腸内細菌科菌群が陰性であること。この陰性確認の検査記録を1年間保存する必要があります。
  2. 設備及び器具: 専用の衛生的な場所と器具を使用し、清潔かつ衛生的に管理すること。これには器具及び手指の洗浄と消毒が含まれます。
  3. 加工方法: 枝肉から衛生的に切り出された肉塊を、気密性のある容器包装に入れ、肉塊の表面から深さ1cm以上の部分を60℃で2分間以上加熱し、その後速やかに4℃以下に冷却すること。

これらの基準は、2011年に発生したユッケによる食中毒事件を受けて設定されました。食肉加工業者や飲食店は、これらの基準に従い、生食用食肉を衛生的に加工・提供することが義務付けられています​​。

藤巻

僕がよく見てる焼肉屋のyoutubeやっている方はそもそもユッケ提供の審査が通らないって嘆いてましたね。

生レバーの禁止について

牛の生レバーの提供禁止は、2012年に実施されました。これは、牛レバー内部に存在する腸管出血性大腸菌O157などの病原体のリスクを背景にしています。生レバーを原因とする食中毒事件が発生し、これにより食品衛生法が改正され、生レバーの提供が禁止されたのです​​。

一方で、焼肉酒家えびすのユッケ集団食中毒事件は、2011年に発生しました。この事件では腸管出血性大腸菌O-111が原因であり、大規模な被害が発生しました。この事件の後、日本では生肉料理、特にユッケに対する厳しい規制が設けられました。具体的には、食肉を生で提供する際の衛生管理基準が強化され、食品衛生法に基づく適切な処理が求められるようになりました​​。

参考…東京顕微鏡院HP

肉の卸業者について

焼肉酒家えびすのユッケ集団食中毒事件における焼肉酒家えびすと大和屋商店の間の矛盾に関して、以下の情報が明らかになりました。

事件の原因となった腸管出血性大腸菌O-111が検出された肉は、大和屋商店から焼肉酒家えびすに卸されていました。この事件では、生食用牛肉として提供された肉が安全基準を満たしていなかったことが問題となりました。しかしながら、焼肉酒家えびすと大和屋商店との間で、生食用として提供された肉に関して責任の所在についての意見が食い違っているようです。

ある情報源によると、大和屋商店は生食用として肉を出していないと主張している一方で、実際には生食用として牛肉を販売していた可能性があると報じられています。また、生食用として牛肉をミンチにして出荷していた業者も存在し、このような業者は価格を重視し、衛生管理がいい加減になる傾向があったことが指摘されています。

大和屋商店について

かなりの低価格でお肉を提供していたみたいですね。そのため、衛生管理にもかなり疑問があり、一般的に牛肉って菌が内部に内包していないため生食用として提供できるみたいなんですけど、今回の卸した肉については、生食用として販売していたのにも関わらず、ホルモン系統のウイルスが比較的内包されている部位を捌いたまな板で、加工したとのお話を伺いました。(間違っていたら申し訳ないです。)

僕は当時、そのような報道はされてなかった認識なので、なんて酷い焼肉店なんだろうって思ってたんですけど、これを知った時はちょっと見え方が違ってきましたね。

ただ焼肉えびすが一方的な被害者って話しにはならないと思います。そもそも提供するにあたって、当時からトリミング(汚染されている可能性のある場所を切除すること)を行っている焼肉店もあったと思いますからね。

藤巻

ただ昔は全然トリミングしてなかったっていうのも聞くんで、正直な話、どこの焼肉でも起こりそうだったのが、焼肉えびすさんで発生してしまったっていう話しかもしれません・・・。

提供されていたユッケ

たしか300円しないぐらいの値段で、当時でも信じられないぐらい安かった記憶があります。

被害者遺族への対応について

事件発生から12年が経過しましたが、運営会社は法的に整理を進めながら被害者への補償を優先するために特別清算という手続きを進めていました。しかし、代理人弁護士や代表清算人によれば、被害者優先で資産を分配することについて銀行などの債権者から合意が得られなかったため、金沢地方裁判所に破産手続きの上申書を提出し、破産手続きの開始決定を受けたとのことです。運営会社の負債総額は約13億5000万円、資産は約9000万円、債権者は約250人で、このうち被害者は約150人です。今後は債権者集会を経て配当額が確定し、金融機関などの債権者と同じ配当率で被害者にも運営会社の資産が分配される予定です。

事件に関する裁判では、平成30年に運営会社に1億9000万円あまりの支払いを命じる一方で、当時の社長など個人の責任は認めない判決が確定しています。しかし、被害者遺族によると、賠償金の支払いはまだ行われていないとのことです。被害者遺族の一人は「同じ食中毒の事件を起こしてほしくないという思いで裁判をしましたが、これまで賠償金の支払いはありません。破産手続きまで長い時間がかかったと思います。会社の代表は心ある謝罪をして最後に誠意を見せてほしいです」と話しています​​​​。

参考元…NHKニュース

焼肉えびすの社長 : 現在について

これについては確かな情報は見つけることが出来ませんでしたが、金沢市内の運送会社に勤めているらしく、トラックドライバーをされているとの情報がありました。

個人的な見解と総括

私は生レバーは食べたことが無いのですが、ユッケは大好きです。やはり生食の良さってのは分かります。しかし、私たちはある種の危険がはらんでいるという事実を知っておかなければなりません。

この事件に関しては、知識として知っておくべきことがあったのかは疑問ですが、レバーの生食等に関しては、生死に関わる可能性があります。たまに鮮度云々を聞きますが、鮮度が良くても大腸菌O157等が存在しない理由にはならないはずです。

今は限りなく生食に近づけた低温調理法も存在するので、レバーの低温調理等の代替品で満足しましょう。

☝最近あった事件です

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