車谷侑子さんについて、【須賀川市第一中学柔道部の暴行傷害事件】

目次

はじめに

当時件は風化させてはいけない事件の一つであると共に、二度と再発させてはいけない事件でもあります。

私も中学生時代は部活をしていて、暴力とかは無かったのですが、部活顧問からの言葉による精神的苦痛はありましたね。

何かと中学生ってのは多感な時期であり、傷害や精神的苦痛を伴わせる事件等が多いかと思います。

その理由ってのは、軽率に考えてしまっていることが大半となります。こんなことになると思わなかった・・・、といったケースが多いと思います。

本事件も柔道部の部長が傷害事件を引き起こしたのですが、急性硬膜下血腫となり、寝たきりの状態になってしまうとは、おそらく想像してなかったはずです。

つい最近、鳥山あきらさんも急性硬膜下血腫にて亡くなってしまいましたよね・・・。

急性硬膜下血腫は、主に外傷によって発生することが多く、頭蓋骨の内側に硬膜という膜があるのですが、その下に出血した血がたまってしまう状態です。それにより脳が圧迫されてしまい、昏睡状態等を引き起こすようです。

事件の概要

海辺で空手をしている子どもたち

事件の概要は、2003年に柔道部の練習中に起きた不幸な事故であり、その後の対応が問題となっています。

事故は柔道部での練習中に生じ、女子生徒が重傷を負いました。学校側の報告書には事実と異なる内容が含まれていたことが問題視されています。

報告書には女子生徒の母親が言っていない証言が記載されていたり、救急車を呼んだ時刻が修正されていたりしました​​。 このように、事故の詳細と学校側の対応には多くの問題点がありました。

車谷侑子さんの介護はお母さんが・・・

被害者家族は、事故後、長期間にわたり介護と闘い続けました。母親は仕事を辞め、24時間体制での介護を行い、家族は大きな苦労と挑戦に直面しました。

事故後、母は「娘と共に生きていくだけで精一杯」と語り、介護の困難さを訴えています​​。この事件は、家族の献身的な介護とそれに伴う心理的、経済的な負担を浮き彫りにしました。

社会への影響とメッセージ

この事件は、他の柔道事故の防止に対する意識を高める重要なきっかけとなりました。 事故の詳細が広く知られることで、他のスポーツ選手や指導者への警鐘となりました。

一人の青年が「侑子さんのおかげで普通の生活が送れている」と感謝を述べるなど、被害者の影響は大きいです​​。 侑子さんの事故は、スポーツの安全性を高めるための議論を促進し、多くの人々に影響を与えました。

二度と起こさないために

この青年とは部活動中に頭部を怪我してしまったみたいなんですよね、その際に『須賀川一中の事故みたいになったら大変だ』とのことで、周囲が迅速な対応で大事に至らなかった件を体験していて、お礼を述べていたそうです。

浮彫になっているのはこの件だけですが、全国単位でみるとかなりあると思います。

元にもどらないことがゆえに、『せめて誰かのために』、といった言葉が一層伝わる言葉になっているかと思います。

詳細…全国柔道事故被害者の会

学校報告書の問題点(車谷侑子さんに対する虚偽報告が多々)

報告書を疑うサラリーマン
報告書を疑うサラリーマン

wikipediaの情報をもとにまとめさせていただきます。

事故の概要における、学校側の不適切な行動を経緯化

事件後~手術まで

傷害事件の直後、体調が悪そうだと、母親が顧問に呼び出され、その際に休憩中に倒れたが頭は打っていないと説明される。

病院にて頭部左硬膜下出血を診断され、8時間に及ぶ手術は成功するが、執刀医は校長に対し、『頭部には気を失うほどの衝撃を何度も受けている痕跡がある』と激しい叱責があったみたいです。

大がかりな手術があったのに怪我の程度は軽いものとして周知

学校側はこの事実を隠すために、母親から同級生に見舞いに是非来てほしいと言われても、校長は『母親は見舞いを望んでいない』と校内に周知し、ケガの程度も軽いものと伝えた。

校長は今回の手術に関して、別の要因があるのでは?と言っていた

また校長は他に原因(部長が行き過ぎた指導をしたこと以外)があるのではないか?と繰り返し言っていて、『入部以前から持っていた頭部の病気が練習で発症した。そもそも怪我をするような練習はしていない』と保護者説明会で発言したそうです。

ちなみに、そういった持病は一切無かったとのことです。また学校側は車谷侑子さんが危篤状態にあることは明かしていません。

本件がいじめによるものと父親が把握

その後、本件が男子生徒によるいじめだと、被害者宅に投書があり、父親がその噂が流れていることを把握し、校長に原因と解決策を求めたが、校長はいじめの原因が分からない、練習方法は問題無かったと発言。

その後、学校が提出した事故報告書の開示を請求する流れとなります。

報告書と証言について

報告書を見た母親が事実誤認と言っている内容

  • 本件が発生する前に脳内出血で入院していたみたいで、顧問が休養をアドバイスしたところ、母親と侑子さんの強い要望で続行することになった。このようなやり取りは存在しない。
  • 『今回の件は関連各位(部員や学校)の責任でもないし、頭もぶつけていない、迷惑をかけて申し訳ない』と他の部員の母親に電話連絡した。母親は電話連絡を行った記憶は無いとのこと。
  • 医師の見解では脳挫傷になっていたらしく、それに対して、過去何度か頭をぶつけたと思われると報告書にあったが、中学入学前に頭をぶつけていた事実は無い

部員について

暴行したとされる男子生徒は身長180cm、体重120kg、全国大会に出場する選手だったが、部活動では、気に入らない部員に対して、集中的に指導をしていて、いじめっこと評されていたみたいです。

これに対して、顧問も軽く注意するぐらいでやる気のなさが伺えます。

当日は、足を痛めて休んでいる侑子さんに対して、「なに、休んでるんだ!」と言い、コンクリートむき出しの柱に侑子さんを何度もたたきつけ、頭から落とす技を何度もかけた上に反省文を書かせようとしたらしいです。

泣き続ける侑子さんを引きずって、道場の外に運ぼうとしたところ、意識が無くなり、顧問から母親へ連絡に繋がります。

本件の部員における実名について

これに関しては顔と実名は特定されているみたいですが、この場では取り扱いません。個人情報に関する問題もありますが、当時13歳ということで、取り扱いが難しいと判断したからです。

しかし、調べると本件の加害者は地元でのうのうと暮らしているみたいで、正直許せない気持ちしかないですね。

裁判について

これについては、詳細が気になる方はwikipediaの方を参照してください。私が重要なポイントと思う点をまとめます。

  • 男子生徒が壁に押し付けたことは否定するも、複数回投げたことは認めており、イライラしていたとのこと。
  • 普段は指導でも技はかけないのに、なぜこの日はかけた?と聞かれ、『言っても聞かなかったから、自分は正しい』と裁判長へ答えてる。
  • 判決については、監督責任を怠った元顧問らを監督する市と県に約1億5600万円の支払いと男子生徒には市や県などとともに330万円の支払いを命じた。

その後について

侑子さんは母親の献身的な介護と自宅での訪問授業を受けるうちに、容態が回復し、匂いや呼びかけには反応をするようになったらしいのですが、2018年9月12日に急性気管支性肺炎で27歳の若さでこの世を去りました。

最後に

本件について、皆さんはどのように感じましたか?

私は本件の内容を調べているだけで、怒りがわいてくる内容でした。学校側の対応もこの件の加害者も、全てが適切な罰を受けていないと思っています。

様々な記事を読んでいて、両親の我が子に対する思いが伝わるのと同時に、深い怒りに駆り立てられるような事件かと。

少年法に守られているからといって、全てをそれで済ませてしまうのはおかしいと思います。

また、この男子生徒は部活で優秀で、部活内では王様の様な状態だったのでしょう。

しかし、それを止めるために、親だったり、顧問、教師といった指導する立場の人間がいるのではないでしょうか?

非常に煮え切らない点が多くあり、本件は悲しい事件としか言いようがないです。

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