名古屋市中区における電動キックボードのひき逃げ事件、法規制の裏側

目次

はじめに

電動キックボード

発生場所や経緯

電動キックボードによるひき逃げ事故が愛知県名古屋市中区栄4丁目で発生しました。この事故は3日午後5時過ぎに起こり、47歳の男性が道路を横断中に電動キックボードにはねられました。被害者は病院に運ばれ、右の鎖骨やろっ骨を骨折する重傷を負いました。電動キックボードに乗っていたとみられる20代の男性は現場から逃走し、警察がひき逃げ事件として行方を追っています。

最近増加傾向にある

この事故は、最近増加している電動キックボード関連の事故の一例です。電動キックボードの普及に伴い、安全性や交通ルールの遵守が重要な課題となっています。また、事故発生時の逃走ではなく、適切な救護措置を取ることの重要性も改めて浮き彫りになっています。

参考…Yahooニュース

【追記2/9】犯人が逮捕された模様

こちらの事件ですが、犯人が逮捕された模様です。監視カメラの映像が報道されており、藤巻も対象の動画を見ましたが、ひき逃げというよりは、少し声をかけて、そのまま立ち去る様な形となっていました。

しかし、ひかれた男性は終始痛そうに体を丸めてましたし、救護活動は必要だったと思います。

逮捕されたのは中区の無職、松崎和則容疑者44歳で、免許なしで乗れると思っていたとのことで、確かに電動キックボードは免許なしで乗れるものも法改正で出てきましたが、松崎容疑者が乗っていたキックボードはちゃんと免許が必要だったみたいですね。

参考…Yahooニュース

現状の制度

電動キックボードの法規制
引用…KYODONEWS様

以前も記事を書いたのですが、少し法規制の見通しが甘い気はしますね。しかし、環境への影響も考えてなんでしょうけど、だったらもう少し人々が安全に過ごせるようにしてほしいですよね。

Yahooニュースのコメント

ヤフーニュースコメント
藤巻

私も自転車から保険加入の義務化はしてもいいんじゃないかなぁ?って思いますね。普通に危ないんですよね。私も自転車は少し前まで良く乗っていたので、切に思いますね。

事故発生時の対応

こんなの書く必要ないだろうし、皆さんご存じかと思いますけど、こういったひき逃げが発生しているので、今一度確認ということでの記載です。

  1. 救急車の呼び方:
    • まずは現場の安全を確保します。安全な場所に移動し、事故現場を他の通行人や車両に明示することが重要です。
    • 被害者がいる場合、救急車を呼ぶ必要があります。日本では、緊急時には110番(警察)または119番(救急車・消防)に電話してください。
    • 電話で、事故の場所、被害者の状態、必要な救助の種類(救急車か消防か)を明確に伝えます。
  2. 警察への連絡方法:
    • 交通事故の場合、特に怪我人がいる場合や物損が大きい場合には、警察への通報が必須です。
    • 日本では、緊急の場合は110番に電話して警察に連絡します。
    • 事故の詳細(場所、時間、関与した車両や人、目撃者の有無など)を伝え、指示に従ってください。
  3. 事故報告の義務:
    • 事故に関わった運転手は、必ず警察への事故報告を行う義務があります。これには、相手方の情報や事故の状況などが含まれます。
    • 保険会社への連絡も忘れずに行いましょう。保険の適用を受けるためには、事故の詳細を報告し、必要な手続きを行う必要があります。

これらの基本的な対応は、すべての交通事故に共通しています。しかし、電動キックボードの事故に特有の法的な側面や対応も存在するかもしれません。そのため、具体的なケースに応じて法律専門家の助言を求めることも考慮に入れると良いでしょう。また、各都道府県や市町村の規則によって、細かな対応が異なる可能性もあります。

ひき逃げ事故の法的責任は?

こちらも一般的なものですね。

  1. 救護義務違反: 交通事故で人を死傷させた際、必要な措置をせずにその場から逃走する行為は「救護義務違反」とされます。これには、被害者の救護や警察への報告、事故現場の安全確保などが含まれます。救護義務違反は道路交通法により処罰され、その刑罰は10年以下の懲役または100万円以下の罰金になります。
  2. 報告義務違反: 人身事故を起こしたことを警察に報告せずに逃走する行為は「報告義務違反」とされ、これも道路交通法により処罰されます。
  3. 刑事責任: ひき逃げで加害者が起訴されると、様々な刑罰が科される可能性があります。主なものには、過失運転致死傷罪、危険運転致死傷罪、準危険運転致死傷罪があり、それぞれ7年以下の懲役または100万円以下の罰金、1年以上20年以下の懲役、1年以上15年以下の懲役が科される可能性があります。
  4. 民事責任: ひき逃げの加害者は、被害者に対して治療費、慰謝料、休業損害、修理費用などの損害賠償責任を負います。被害者が後遺障害を負った場合や死亡した場合は、数千万円の損害賠償責任が生じることもあります。
藤巻

不慮の事故に備えて、自転車でも保険は入っておいた方が良さそうですね・・・。無論、事故が無いのが一番ですけど。

藤巻の意見とまとめ

個人的にはこうなるのは分かりきっていたことだと思います。今回の件は正直歩行者側にも問題があることを指摘している方が結構いるので、事故自体については防げなかった可能性が高いんじゃないか?といった意見もしばしば・・・。

しかし、ここで問題となるのは、事故を起こしてしまったあとの救助活動や、報告義務を怠ったことでしょうね。今回命には関わらない問題のため、それは良かったのですが、それでも重症で、もし後遺症等があれば、それこそ取返しのつかない問題となります。

そういった責任を課せられてしまうのは、確かに辛いことであり、逃げたくなる気持ちは分かりますが、発生してしまったものは責任を持って対応するべきです。

飲食店が周辺に多数あるため、防犯カメラ等の映像に移っている可能性があるため、早期解決するのでは?といった意見も多く見られました。

飲酒をしていて、それを秘匿するため、といった少々強い意見も見られました。

実際少し前にあった事件について、ひき逃げ犯が後日自首たんですけど、その際にお酒を飲んでいたことを申告している事件がありましたね。これは、ただ単純に、その時に逃げてしまっただけなのか、当日のアルコール摂取量は分からなくさせるためなのか、不明でしたね・・・。

といったように、心象が悪い状態になってしまうと、こういった可能性の話しで噂が尾ひれついていってしまうことがあります。

もちろん事故が無いのが一番ですが、もし発生してしまった場合は真摯な対応をしたいですね。

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